1. ニックネーム
本郷ひろし

2. 年代(配属時)
40代

3. 職員区分
市町村職員

4. 課の名称
農業委員会事務局

5. 月の平均残業時間(通常時/繁忙期)
通常時10時間/繁忙期25時間

6. 仕事内容
農地法の事務、農業経営の合理化、農業者年金の取り扱いなど

7. 仕事の感想
農業委員とは公選で選出される委員で、全員農業従事者です。

この農業委員会の事務局を務めながら、できるだけ農業経営を合理化して、農家の収入が増えるように取り組むわけですが、地方の農家の方というのはきわめて保守的で現状維持的な発想をしますので、やりがいは持てませんでした。

現状維持をベースにした仕事でしたので業務量は多くありませんし休日出勤はありません。また、休職者はひとりもいませんでした。

仕事の難易度という点では、農地の売買について農業委員会の決裁が必要なわけですが、地元自治体以外の人物への転売が申請された場合は、発想が保守的な農業委員は頑強に拒否しようとします。

この点で、申請者と農業委員の間に挟まれて、私が苦労させられたことが少なからずありました。進歩のない農業というものを実体験させられて、辟易した思い出しかありません。