公務員の通信講座のなかでもDVD通信講座は、動画教材が手元に残るので、昔から人気の高い受講方法です。なかでもTACは、合格実績と講義や教材の質の高さから、大卒公務員受験生からの支持が高い学校と言えます。
ここでは、TACのDVD通信講座について要点をまとめています。
TACのDVD通信講座の特徴をざっくりまとめると
試験レベル:大卒程度
受験職種:国家一般職/地方上級/市役所/技術職/国家総合職/国税専門官/財務専門官/裁判所一般職/労働基準監督官など
受講方法:通学講座 | Web通信 | DVD通信 | 資料通信
受講料金:予算25万円~(人気の総合本科生で40万円が目安。時期により料金が異なります)
合格実績:大卒程度公務員に強い
主な特徴:
・料金は通学より高い。DVD通信>通学=Web通信>資料通信
・サポート内容は通学と同じ(模擬面接や模擬集団討論、添削指導や自習室利用なども可能)
・講義内容はWeb通信もDVD通信同じ内容
・講義録(授業の板書と講義レジュメ)付
・スクーリング10回まで無料(本科生限定)
Web通信とDVD通信の違い:
・Web通信はネット環境必要、DVD通信はDVDプレーヤーが必要
・DVD通信には音声ダウンロードがない
・Web通信には視聴期限があるが、DVD通信は手元にDVDが残る
・Web通信はスマホで講義の視聴ができるが、DVD通信はできない
TACでDVD通信を受けるメリット
1 通学生とサポートが同じ(模擬面接の回数無制限)
DVD通信も、教室通学の生徒と同じサポートを受けることができます。担当講師によるホームルーム、相談会や自習室利用などはもちろんのこと、独学受験生と差がつくと言われる模擬面接や集団討論も、直営校にてしっかり対策があります。(本科生限定)
ですので、通信講座だからといって、特に不利な点はないと言えます。
2 スクーリング10回無料
本科生の場合は、スクーリングとして10回教室講義への無料参加ができます。DVD通信生の合格体験記には、モチベーションを上げるために利用したという話が掲載されていました。苦手科目をスクーリングで受けて、直接講師に質問するという使い方も良いと思います。
3 受講期限後もずっと視聴できる
Web通信には視聴期限があり、期限がきてしまうともう授業を見ることができません。一方、DVD通信では、受講期限後もDVDを返却する必要がなく、合格であっても不合格であっても、DVDを手元に保管することができます。
Web通信では音声ダウンロードがあるので、板書さえあれば授業内容の理解には問題がないですが、音声だけではなく、映像でスムーズに理解したいという方にはDVD通信がピッタリと言えます。
TACのDVD通信のデメリット
DVD通信は、TACの受講方法の中では最も高額です。講義内容が全く同じであるWeb通信と比較すると、高いコースの場合10万円近く差があります。
加えて、Web通信の場合は進捗状況などをWeb上の画面で確認しますが、DVDはその性質上、自分で管理しなければなりません。
まとめ
TACのDVD通信は、料金が高いことが難点ではありますが、講義映像を手元に保管できる分メリットが大きい受講方法と言えます。そのうえ、受験に必要なサポートは通学生と差をつけられることなく、全て受けることができます。
質問したい時は、質問カードやFAXはもちろんのこと、Web通信生が使っているi-supportというweb画面にてメールでも可能です。(50回まで)
DVD通信は受講料金としては高くなってしまいますが、内容的には優れているので、Web通信の受講と比較しつつ、検討してみてはいかがでしょうか。