公務員予備校、専門学校選びにお困りではありませんか。どこを選んだとしても、料金は安くても10万円以上必要です。高いと100万円近くする場合も。出費が大きい分、慎重に選びたいのはもちろんのことですが、お金のこと以前に「予備校に行ったのに不合格」は絶対に避けたいものです。
正直、合格できるのであれば、多少高くても良いのではないでしょうか。公務員試験は一生を左右する試験とも言えますから、多少予算オーバーになったとしても、公務員浪人するより金銭的にも得だと言えます。
ここでは、失敗しない予備校選びをするときに、抑えておくべきポイントをまとめています。
通学するなら短時間で通える場所を選ぶべし
予備校や専門学校は絶対に自宅や学校、職場の近くが良いです。評判が良いからといって、何時間もかけて遠くに通うのはダメです。
当然ですが、公務員試験は予備校に行っただけでは受かりません。予備校の授業では知識のインプットをしますが、得た知識をアウトプットするには、自習が必要です。合格するには、いかに問題集を回転させるか?そのための時間を確保することが必要です。
それなのに、通学時間がかかってしまっては、勉強時間の大きなロスとなってしまいます。
電車の中でアプリや音声で勉強するという方もいるかもしれませんし、それも時間の有効活用として良い方法です。
しかし、あくまでもオマケ的な勉強法です。なぜなら、常に集中するという意味で、状況的に難しいといえますし、計算をしたり資料を調べたりするにはやはり自宅や自習室で勉強した方がはかどります。
ですので可能であれば、できるだけ通学時間がかからない予備校や専門学校を選んだ方が良いといえます。
地方に住んでいる方の場合、近くに予備校がなくて困る場合もあると思いますが、遠くの予備校に通うぐらいなら、大手予備校のweb通信講座などを受講し、面接対策のときだけ予備校で模擬面接をやってもらうのがベストだといえるでしょう。
受講生の多い大手の予備校に通うべし
各地域には公務員試験受験対策を掲げる各種公務員予備校や専門学校、塾などがありますが、できるだけ歴史があって受講生が多いところを選んだ方が良いです。
なぜなら、運営歴が長く、受講生が多い予備校は、それだけ情報を持っているからです。ネットでは得られない情報が得られることこそ、公務員予備校を利用する最大のメリットの1つではないでしょうか。なぜなら、情報に関しては、独学で得るには限界があるからです。
予備校に所属してこそ、第一志望の自治体や、各種機関の試験情報、出題傾向、面接で聞かれやすい質問、などを得ることができるのです。
情報量の多さの点では、小規模な塾や予備校より、利用者が多い大手予備校や大手専門学校の方に軍配が上がります。自治体職員と直接パイプを持っているスクールもありますので、予備校経由の説明会の実施有無なども参考になります。
合格実績に惑わされないこと
合格実績、合格率はどれくらいなのか?誰もが知りたい情報だと思いますし、良い方がいいのは当然です。
100人受験生がいたら50人受かっていいる予備校に行きたいわけですし、80人受かってたらそちらを選びますし、1人しか受かっていない予備校には行きたくありません。
ただ、あまり合格実績に惑わされる必要はないのでは?と思います。
まず、予備校同志の合格実績を純粋に比較することが非常に難しいです。どこの学校でも合格実績はある程度発表しているものですが、計算の仕方が異なるので、比較できません。
それに、どういった職種で受験するかによっても、予備校選びが変わってくることがあります。お住まいの地域によっても異なります。
ですのでポイントとしては、「合格実績の数字を発表しているか、否か」はまず見ておいた方が良いでしょう。
学校側としては、合格実績は嘘をつけない(嘘を発表するのは経営に関わる大問題)ので、自信のある情報しか発表しません。つまり、合格実績に自信のない場合、あえて数字を発表しません。具体的な数字をきちんと発表している学校は、その数がたとえ大したことない場合でも、他校と比較する場合は優位に考えてよいでしょう。
無料相談会などで質問すると、結構教えてくれるものですので、きちんと数字を知った上で比較したい方は聞いてみるとよいでしょう。
参考:公務員予備校の合格実績や合格率ってぶっちゃけどうなの?
まとめ
いかがでしたでしょうか。まとめますと、通学しやすい立地にある大手予備校で、合格実績がきちんと発表されていることを、最低限のポイントにするとよいでしょう。
学校選びは慎重になった方が良いとはいっても、慎重になりすぎて勉強の開始が遅くなってしまっては、時間がもったいないです。できるだけ説明会に参加して、迅速に決めましょう。
具体的な大手予備校名などは、公務員予備校ランキングとして当サイトでも掲載していますので参考にしてください。
ランキング形式で掲載していますが、あくまでも当サイトの資料請求数でカウントしているだけであって、実際にあなたにとって良いかどうかはわかりませんので、そのことだけは念頭において、自分の現在の状況と感覚に合った予備校を選んでくださいね。