勉強方法（教養/専門/論文）

教養試験対策
私は保健師での受験だったので一般行政区分で受験される受験生とは違い法学などの専門科目はありませんでした。

また、仕事をしながらの受験勉強であったため毎日予備校に通うことができず通学での予備校通いはあきらめました。そのため、受験前年の１２月より公務員試験予備校ＬＥＣの一般教養のみの通信講座を受講していました。

役に立った問題集：公務員試験過去問新クイックマスターシリーズ　自然科学、数的処理、文章理解

大学受験で生物や社会科学の学科の勉強はしていたので、この二つの科目は今までの知識の確認と出題傾向把握に努めました。

予備校で配られた問題集を一通り解き、回答を見て間違っていた問題に蛍光ペンで印をつけて、何日か後に再度解きなおすという地道な学習方法をとっていました。

英語や歴史（日本史や世界史）、文学は学生時代から苦手だったので捨てていました。数的処理、判断推理は初めは苦手だったのですが勉強していくうちに徐々に得意科目になっていきました。

数的処理は問題集を繰り返し解き解法を考えていく勉強法、判断推理は問題のパターンを覚えて解き方を暗記する学習法で得意科目に変えていきました。

問題集を新たに購入することはせず、予備校入学時に配布された問題集とテキストのみを繰り返し解いていました。

私が受講していた通信の講座はアプリで授業の動画が見られるサービスが付いていたので通勤中やお昼休みに社会科学、生物、地学の動画をみて、ながら勉強をしていました。

論文試験対策
論文試験対策については予備校の添削サービスを利用し４回ほど添削をしてもらいました。はじめは全く文章のまとまりがなかったのですがだんだんと言いたい事が伝わる文章になっていったので論文は練習するしかないと思いました。

専門試験対策
保健師の専門科目についてはどの予備校にも対策講座がなかったので保健師国家試験を受験した際に使っていた問題集を解きなおして知識の確認をしました。ですが統計学は苦手だったので計算問題は学習しませんでした。

役に立った問題集：メディックメディア　クエスチョンバンク　保健師

また、厚生労働省のホームページやニュースを見て法律の改正や今注目されている保健福祉の情報を集めてわからない用語を調べることで知識の習得につなげました。

勉強のペースは、平日はながら勉強を含めて3時間程度、休日は試験１か月前までは３時間程度で試験１か月前から１０時間程度勉強時間にあてていました。

勉強方法（面接試験対策）

面接の対策については一次試験終了後から始めました。

前年度の面接シートを予備校でもらい自分なりに記入し予備校の先生にコメントをもらっていました。

予備校の面接講座や面接ｼｭﾐﾚｰｼｮﾝは予約がすぐに埋まってしまい受講できなかったため、インターネットで見つけた元公務員採用担当のかたが行っている面接ゼミに申し込み３分間プレゼンテーションの練習を３回ほどしました。

また、それだけでは不安だったので他の面接講座に申し込みエントリーシートの確認、添削をしてもらいました。

特別区の区面接の前には実際に受験する地域の街歩きを３回ほどおこない、地域の良いところを改善したほうが良い点をまとめました。街歩きの際には区役所の様子も確認しに行きました

試験を受けた感想（筆記・論文・面接）

教養試験は毎年同じような内容が出ているんだなと思いました。過去問を中心に予備校の問題を解いておいてよかったと思いました。

論文は思ったよりも時間が足りなかったので、文章の内容を考えながらも早く書く練習をしておけばよかったと思いました。

面接は笑顔ではきはきと返事をすることを意識して挑んだところ、圧迫面接にもならず終始穏やかな面接となりました。

ごみ問題の解決策など予期せぬ時事的な内容の質問もされたので、日ごろからニュースや社会事情をよく知っておくことが直接面接対策になるなと実感しました。

保健師は専門科目が筆記試験なので保健師国家試験でよく出る内容のキーワードを暗記しておいたのでそこそこ対応できたと思います。

受験生へアドバイス

勉強しないことには始まらないので、とにかく毎日コツコツと暗記する、問題を解くを心掛けると必ず結果はついてくると思います。泥臭い勉強法ですが一番効果的だと感じました。

試験を受けると結果が出るまでとても不安になると思いますが、面接の準備は時間がかなり必要になるので受かっていることを見越して面接の練習をしておくことをおすすめします。

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