2018年度合格 うーちゃんさん(21歳女性)からの投稿です

平成30年度国家公務員試験総合職内定

述べ学習期間

10ヶ月

受験は何回目ですか

1回目

受験結果

国土交通省事務系:内定

主な勉強方法

通信講座(TAC)

得意科目

行政法

不得意科目

数的推理

役に立った教材

教養対策
・公務員試験新スーパー過去問ゼミ5
・速攻の時事

専門対策
・TAC wセミナー 国家総合職テキスト
・公務員試験新スーパー過去問ゼミ

論文・面接
・ポケット六法
・現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本
・現職人事が書いた「自己PR・志望動機・提出書類」の本
・現職人事が答える公務員試験で受験生が気になること
・国家総合職受験生のための官庁訪問内定塾

勉強方法(教養/専門/論文etc)

法律職で受験しましたが大学での専攻は法律でなかったので、まず法律についての基本的な試験の知識を確実に身に着けるため、大学3年の冬までに憲法・行政法・民法の3つの参考書を2周し、加えて教養科目の参考書は全分野を1周しました。

さらに、4月の試験本番までにはTACの過去問題集でそれら三科目を3~4周したうえで、憲法・国際法・公共政策・政策論文の論述試験対策をしました。

論述試験では択一で選択していた行政法・民法を選択しませんでしたが、これは自身の専攻である国際関係論を活かした試験対策をしたほうが有利と考えたからです。

択一試験での対策で特に気を使ったことは、時間配分の感覚を体にしみこませるためTAC主催の模試を複数回受けたこと、知識があやふやなまま放置されないよう、参考書には模試で間違えた分野のページに付箋をつけて復習・申し送り事項化し、同じミスを繰り返さないよう徹底的に頭に叩き込んだことでした。

また、論述試験の対策で気を使ったことは、まず対策開始初期に教科書に載っている法律の条文・意味内容の説明と、模範解答例を何度も読み返して頭の中で論理をきちんと整理し理解するよう努めたことです。

法律の試験を他で受けたことがなかったため解答の作法や通説・判例の理解をするのはかなり時間もかかりましたが、条文ごとにその内容を何度も反芻し、問題で出題されたときの論理の組み立て方を自分なりにできるよう努力しました。

さらに、択一・論述どちらでも、これまでの試験での試験委員の関心事項・今後の出題傾向の予測などを予備校の先生の話などを参考に頭に入れておき、「出そうだが自分がまだ弱い分野」は毎日触れること、「得意としておりかつ出そうだという分野」はいざ出題されたときにもしっかり解けるよう自分で出題内容の予想などをシミュレーションしておくなどの意識がけを行いました。

勉強方法(面接試験対策)

官庁訪問前の人事院面接は特に何も対策せず、面接カードの内容を短くわかりやすくまとめて、面接官に聞かれたとき詳しく説明できるような話し方の練習などを個人でしていました。

しかしながら官庁訪問では志望動機を含めた自己アピールとともに、省庁の方々にともに働きたいと思っていただけるような立ち居振る舞い、質問の仕方、コミュニケーション能力などを磨く必要があると知り、外部の面接対策専門の個別指導塾にひと月通い官庁訪問対策をしました。

官庁訪問中重要になることは、志望動機や省庁の業務内容について自分の言葉で説明できること、そしてなにより「簡潔に・具体的に・明るく」物事を話したり説明したりすることだと教えられ、毎週の模擬面接で実践しました。

面接では決して速く話す必要はないとはいえ、相手に自分の言いたいことが伝わるよう話したい・聞きたい内容を幾度も推敲しておき、笑顔と相手への感謝を忘れず、朗らかなコミュニケーションを心掛けることが通底して大事だと学び、心掛けました。

また、多様な物事に関心を持っていることをアピールするため、筆記試験が終わってからは毎日新聞を読んだり、中央官庁の関わっている政策や法案について調べつつ、自分なりの意見をまとめ、面接で聞かれたときに述べられるように意識しました。

試験を受けた感想(筆記・論文・面接etc)

筆記試験について

まず筆記試験については、私が受けた2018年度のものは情報サイトなどで例年に比べて難化したとして言われており、試験を受けた直後の感想としても、厳しい時間制限の中一問一問が相当細かい知識を要求されるものだったと感じました。

傾向としては、教養試験で特に時事において難易度が高まり、試験前後の短期間でニュースをチェックした程度では身につかない広い知識が要求されたこと、専門試験では近年導入された対話形式の問題が維持され、直近の注目すべき判例を最高裁レベルでなくとも選択肢に盛り込んできてきていたことなどが特徴的でした。

教科書・過去問一辺倒の問題演習のみでなく、日ごろからいざ出題されたときの意識をもって世の中の動向を確認しておくべきでしょう。

論文試験について

論文試験においては、少なくとも憲法では近年3年間での「人権・統治」分野を合わせた総合問題の傾向ではなく、どちらかというと人権、それも新しい人権として注目されている分野が出題されたものと感じられました。

論理構成は、条文をきちんと理解していること、通説と判例どちらも主張を補強する材料として使えるようにしておけば正しい結論が導き出せるものだったので、比較的平易に組み立てられたと感じました。

その他、憲行民とセットで扱われる科目における他の2科目はわたしは受験していませんが、国際法においては大学の講義で習う程度のレベルの基本的な知識をきちんと理解していれば十分解ける問題だったと感じました。

面接試験について

また、面接試験においては、人事院面接・官庁訪問ともにスケジュールは例年通りであり、自分の大学生活、ゼミや専攻分野を簡潔にまとめること、志望動機として自己の具体的な体験に基づいた説得力あるものを練り上げ、公務員になりたい理由、志望する省庁等を1つの軸でまとめて説明できることが内定への秘訣になると感じました。

多様な大学から採用される傾向が今年も続いており、女子の採用率も3割近い試験が多いと感じます。民間就活と合わせる方も多いですが、特に景気の影響で公務員を志望する人が格段に減ったとは言えないと思います。

受験生へアドバイス

公務員試験の対策は、その内容が広くかつ高難度なものが多いので、焦りを感じている方も多くいらっしゃるかもしれません。しかし、まず筆記試験に関して申し上げるなら、どのような分野のどのような内容でも「わからないまま放置しておく」ことが最も避けなくてはならないことだと思います。

いざ試験場で問題用紙を目の当たりにしたとき、どの分野も最後まで全力で勉強し理解してきたのだという自信があるかないかではパフォーマンスに大きな差が出てしまいます。

科目ごとに優先順位をつけつつも、日々の勉強でおざなりになっている部分がないか、定期的に問題集を解いたり模試を受けたりすることで確認してみてください。

そして、人物試験の対策では、なにごとにも素直な自分なりの意見を持ち、それを他人に伝わりやすく話す練習を試験の前からたくさんしてみてください。

公務員も他の職種も恐らく同じで、その人と一緒に働きたいかどうかが採用への大きな分かれ道になると思います。

試験勉強の合間でも、他人との滑らかなコミュニケーションを意識して、上手な話し方、意見の伝え方といったエッセンスをネットや塾の先生から学んでいくと、周りとの差をつけるキーになっていくと思います。みなさん、合格目指して頑張ってください!