ひろさんからの投稿です

ひろさんの一番おすすめのテキスト「郷原豊茂のまるごと生中継 民法」
受験生データ

ひろさん(22歳男性)
述べ学習期間 6ヶ月
勉強法 独学
受験結果(2018年度)
神戸市役所:最終合格
西宮市役所 補欠合格(辞退)
国家一般職大卒程度行政近畿 一次不合格

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一番良かった教材

郷原豊茂のまるごと生中継 民法

勉強方法(教養/専門/論文etc)

教養科目
まず教養科目についてですが、とにかくこれほど得点の伸びない科目はありません。コツコツと取り組みましょう。

まず文章理解についてです。文章理解は消去法で選択肢を絞る方法が主流とされていますが、私は正解の選択肢を一本釣りする解き方をオススメします。そのノウハウは教育実務出版のスピード解説のシリーズで学んでください。

次に数的処理に関してですが、とにかく自分が受ける試験の過去問をやりこむことが大切です。出ない問題を一生懸命に勉強することは公務員試験勉強としては一番やってはいけないことです。どうしても習得できそうにない分野が出てきた場合、思い切って捨ててしまいましょう。その時間を専門科目の勉強に当てた方が得点に繋がるはずです。

また、日本史や世界史のような一般科目については、高校時代に全く勉強しなかった科目は捨ててしまった方が良いです。範囲が膨大な上に、本番でも一問しか出ないからです。

専門科目
そして次に、公務員試験の合格を一番大きく左右する専門科目についてです。とにかく範囲が膨大で、記憶の定着のためにも、過去問三周は必須です。

また、過去問にも”被り問題”が含まれています。同じ問題を解く時間が勿体無いので、1周目の際に被り問題は×印でもしておくといいと思います。あとは、自分の受験先の傾向をしっかりと分析して、レベルに応じた問題に取り組むことが大切だと思います。

論文対策
論文に関しては、時事問題と絡めながら勉強するのがコツです。しかし、少子化問題や環境問題、防災対策など頻出テーマはあらかじめ文章は用意しておくことをオススメします。

また、”万能ネタ”を用意することも大変有効です。例えば、地域コミュニティの活性化は、どんなテーマにも使い回すことができると言っても過言ではありません。知識を少しずつ身につけつつ、論理的な文章を書く練習を重ねれば、本番でパニックに陥るということはまず無いでしょう。

勉強方法(面接試験対策)

まず志望動機は受験生が誰でも書けるような内容ではいけません。自分ならではのストーリーと絡めながら練ってください。

次に、自己PRでは自分の強みを話すと思うのですが、裏付けるストーリー、そしてその強みを仕事に活かすことができることをアピールできなければいけないので、どれだけ掘られても返答出来るように準備しておいてください。

また、地方公務員ではいつストレスを感じるかということと、ストレス解消法は必ず聞かれると思うので、必ず準備しておいてください。

このように頻出の質問の答えを準備しておくのは当然ですが、内容よりもとにかく話し方が最終的に重要になってくると思います。第三者に客観的に話し方の分析をしてもらうだけではなく、自分の声を録音して自分で聞いてみるという方法有効だと思います。客観的に自分の話し方を分析してみると色々な発見があります。

試験を受けた感想(筆記・論文・面接etc)

筆記試験に関しては、いつも解けない問題が解けるということはほとんどありませんでした。とにかく色々な問題を解いて、似た問題を確実に正答することが大切です。

特に教養科目は時間との勝負になってくるので、捨てる問題、確実に解く問題を当日に判断する大切さを実感しました。

論文は、早く書き出したい気持ちを抑えて、当日の答案構成を疎かにしなかったために、結果的に早く内容の濃い論文を書くことができたと思います。

本番はとても緊張しますが、来年以降受験される方も、とにかく答案構成を丁寧にやっていただきたいです。

最後に面接についてですが、同じ時間帯に面接を受ける人同士で緊張をほぐし合うことができたので、面接はそれほど緊張しませんでした。面接官の方も受験生が緊張するのは分かっているので、落ち着いて、必要なことを正確に答えれば悪い印象を与えることはありません。公務員は誠実さが求められる仕事なので、嘘はつかずに臨んで欲しいと思います。

受験生へアドバイス

過去問をそのまま解けるようになっても、十分な対策が出来たとは言えません。なぜなら全く同じ文章で出題されることはほぼ無いからです。しかし、問題文から何が問われているのかさえ読み取ることができれば、本番でも慌てず解答することができるはずです。

また直前期になると、今更何を復習すればいいのか分からないという人も多いと思います。そんな人は、一年前に出題されなかった範囲を復習してみてください。私自身、本番10分前に復習した事が出題された日もありました。是非最後まで足掻いてください。