学習期間2年かつ予備校利用ということで、筆記対策はしっかり準備されていたようですが、面接対策が不十分だったのかもしれません…ね。二次落ちは本当に辛いので、後悔しないよう頑張りたいですね。
小太郎さん(22歳男性)
述べ学習期間 24ヶ月
勉強法 予備校・専門学校利用(TAC)
受験結果(2018年度)
衆議院事務局一般職2次辞退
国税専門官最終落ち
裁判所事務官1次落ち
国家公務員一般職一次落ち
国家公務員総合職一次落ち
役に立った教材
一番良かった教材
TACテキストの法律の専門論述教材
勉強方法(教養/専門/論文etc)
教養
数的処理を主に学習。ひたすら解くのみ。1週目では完全に理解出来ないので2週目、3週目と繰り返して解き方、問題の出し方を覚える。4週目以降はあまり意味がないと思っているので新しい教材を買い、初見で新しい問題を解けるのかに挑む。解けなかった問題はまた何回か繰り返して解き方を覚える。これの繰り返し。
判断推理、資料解釈は1日3問程度。継続は力なり。文章理解に関しては論文は1日1問、3分以内に解くことを毎日やっていた。後は文学小説を読み、文章に慣れることを徹底。英語に関しては毎日英単語のインプット。長文を読むことは直前期まではしなかった。
専門
法律を徹底的に学ぶ。憲法は国家総合職レベルを楽々解けるようにし、細かい学説まで学んだ。
民法には1番時間をかけた。ルールを覚える必要があるためインプット重視。裁判所の過去問を解けるレベルにまで持っていく。
行政法はスーパー過去問ゼミで行政の仕組みを学ぶ。 刑法は過去問を解くのみ。
政治学、社会学、行政学、国際関係も過去問を解くのみ。この四つは国家一般職では地雷科目と言われるほど難易度が高いものが出るので応用レベルをTACにて実際の講義で学んだ。マクロ、ミクロは理論と過去問を半々で学ぶ。
専門論述
TACの教材が優秀だったため論文を作る作業に関しては苦労はしなかった。完成してある論文に緑のマーカーを引いて暗唱できるまで覚える。
国税専門官、裁判所事務官の他、難易度の高い衆議院事務局対策のため本番までに憲法に関しては70個ほどの論文を暗唱できるようにした。衆議院事務局を受けないなら多くて10個ほどでも良い。後は経済も対策したのだがスーパー過去問の知識のみで挑んだ。
小論文
TACの教材を使用。ほぼ流し。キーワードを拾うだけ。
勉強方法(面接試験対策)
民間企業を受けて面接に慣れる訓練をした。面接は 国税専門官だけだったので集中的に対策したつもりでいた。
私は茨城県に在住しておりTACに通うのに東京に行かなきゃならないため、面接対策をするためには独学しかなかった。最寄りにジョブカフェや就労センターななく、第三者目線から評価を得れる機会が無かった。ただ民間の会社を受けて面接に慣れるということしか出来なかった。
鏡の前に座り、国税専門官の面接で聞いてくるものをインターネットや本から得て、それに対する対策を考えた。おおよそ一週間ほど同じことの繰り返し。
面接カードに関しては友人に見てもらうことにより対策をした。10人ほどに見てもらい納得が出来るまで訂正し直した。見やすく、分かりやすいということに心がけた。
試験を受けた感想(筆記・論文・面接)
筆記
総合的に1番難しく感じたのは国家一般職。5問8題を選ぶのだが全て難しく範囲の広さに驚愕した。1番出来が良くない。
国家総合職は法律区分で受けたのだが法律系を完璧にしていたのであまり苦戦はしなかった。ただ教養に関してはボロボロ。教養はほかの試験に比べ難易度は相当高いと感じた。
国税専門官、裁判所事務官、衆議院事務局に関しては時間は足りるのだが、解決アプローチの到着が分からないものが何問かあった。
論文
苦労はしなかった。国税専門官、裁判所事務官にて論文を書いたのだがどちらも余裕があった。どちらも憲法を選択。対策しなかった人は全くかけないだろうなと思いながら冷静に解いていた。対策をしておけばすぐ書き終えて外に出れる。
面接
和やか。なんで落とされたのか分からない。
受験生へアドバイス
量より質を徹底しよう。直前期にいきなり12時間とかやるよりは毎日継続的に8時間程度やった方が効果ある。また考えながら勉強しないと意味はない。疑問を抱きながら学習に努めよう。また合格のためにお金はたくさん使おう。ケチってはいけない。使えるところにはお金を使おう。
落とされた理由がわからないケースは、改善方法もわからないので対処が難しいですね。地方在住の場合、面接対策をしてくれる予備校が見つからないという話をよく聞きますが、多少お金がかかっても利用した方が、出した金額以上の利益を受けられると思います。LECのコース生など、ネット上でも面接対策に対応してくれるスクールもありますから、次回受験時は検討してみてはいかがでしょうか。
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