2017〜2019年度にかけて複数の試験で不合格となってしまった23歳にほんだいがくさんからの体験記です。
にほんだいがくさん(23歳)
述べ学習期間 3年
勉強法 現役の頃TAC利用、その後独学
国家総合職法律区分 二次試験落ち
国家一般職 二次面接試験落ち
参議院総合職 二次面接落ち
国税専門官 二次面接落ち
特別区 二次面接落ち
所沢市役所 二次面接落ち
神奈川県庁 二次辞退
日本大学卒です。現役、一浪、二浪と挑戦しましたが、すべて面接に落ちてしまいました。
現役の時は予備校(TAC)に通い一生懸命勉強して挑戦しましたが、面接に落ちました。
去年も面接で今年も面接で落とされました。なんのために勉強をしているのかわからなくなってきて、人生詰み始めています。
先が見えません。つらいです。
勉強法について
勉強を始めたのは大学三年の4月から。その時は予備校に通い配布されたテキストを中心に勉強していました。
法律系は教材を徹底的に読み込み、経済系は計算学習中心でした。政治学や行政学、社会学も基本的には読み込み学習です。
教養試験にかんしては数的処理を中心に学習しました。数的処理、判断推理、資料解釈を徹底的にやりこみました。
文章理解は読書しか対策していません。
人文科学(世界史、日本史、地理)に関しては全く勉強をしませんでした。ノー勉です。コスパの良い思想だけやりました。社会科学は全部やりました。自然科学は全く勉強しませんでした。
試験の感想と実際の順位(2019年度)
今年度に関しては、全体的に教養試験のレベルが上がったかなという印象です。すべて終わらなかったです。国税専門官の試験が桁違いのレベルでしたので諦めモードでした。これからどんどん難しくなるのかなといった印象です。
男女で合格率が違うというのも不憫だなと思いました。男性に関しては酷ですが、女性はガンガン挑戦していったほうが受かりやすいかもしれない。
国家総合職 面接D
国家一般職 面接D
国税専門官 面接E
特別区 総合点数186点です。
面接全敗の理由→全く分かりません
面接に全敗しているので、ここに不合格の要因があると思っています。しかし思い返してもどこがおかしかったのか全く分かりません。
大学を卒業してからは独学でしたので、面接はお金のかからない大学やハローワークを使用することにしました。大学、ハローワークともにお墨付きの面接カードを作り上げ、徹底的に想定問答を作り上げ備え面接に向かいました。
しかし惨敗です。国家総合職、一般職は想定通りの質問で、はっきりと発言し自分自身の考えを主張しましたが上記のような結果。
国税専門官に関しては入室から不合格だなと悟りました。面接官が人の話を聞く様子じゃなかったのですごく腹が立ちました。
ただ反抗するのは違うことなので、落ち着いて発言しましたが、国税ならではの質問も一切聞かれることなく終わったので期待しませんでした。
特別区は本当に謎です。面接ほぼ点数ついてないので。
【後悔】公務員を目指さなきゃよかった・・・
公務員を目指したことが、一番後悔していることかもしれません。
国や自治体は既卒者も平等に対象しているとうたっていますが、そのように感じません。男女の合格倍率も異なりますし正直絶望しています。
また私は、国という大きな組織に携わり、礎となってサポートしていくという強い熱意があるにも関わらず、安定がほしいからなど強い意思のない方が内定をもらうなど、世の中ほんとうに不平等だなと感じてしまっています。
もし私が大学三年生に戻れるとしたら公務員を目指すことをしません。本当に公務員になりたいのかわからなくなってしまうし、人生どうしていいかわからなくなってしまっています。はたして公務員は本当に良い職業なんでしょうか。
受験生へアドバイス
本当に公務員になりたいのか考えなおしてください。苦労して勉強しても報われない可能性もあります。
労働環境も発展的に変わっていき、公務員自体の働き方も変わっていきます。公務員だけにしかできない業務もあり、魅力的な部分も多いですが、業務の効率の悪さなど悪いところも多くあります。学生時代を犠牲にしてまで目指す価値が本当にあるのか考えてほしいです。
税理士になりたくて国税になるのか、資格が欲しいから公務員になるのか、そんな簡単な考えで公務員を目指してほしくないです。
色々不合格体験記読みましたが、衝撃でした。
今は次の試験を受ける気がないかもしれませんが、もし少しでも受ける気になったとしたら、有料で予備校系の面接対策を受けてみてはいかがでしょうか。一次試験を突破できる学力があるのに、諦めてしまうのはもったいないと思いました。
とはいえ、公務員が絶対的に良い職業とも言えないことは事実ですし、どういう道であれ、自分にとってベストと思える選択をしてほしいです・・・投稿ありがとうございました