4ヶ月の独学で一次試験は突破したものの、面接で最低点数がついてしまい不合格となった体験記です。もう二度と公務員試験を受験することはないとのことですが、年齢的に諦めてしまうにはもったいないですし、またチャレンジしてほしいなぁ、と個人的には思いました。
じゃんぼさん(24歳男性)
述べ学習期間 4ヶ月
勉強法 独学
受験結果(2017年度)
国家総合職大卒程度工学:一次不合格
国家一般職大卒程度土木区分:二次不合格
愛知県庁土木区分;二次不合格
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勉強方法(教養/専門/論文)
教養・論文については力を入れて勉強しませんでした。土木職の筆記試験の配点は教養:専門が1:2であり、また合格点数についても専門試験のみで到達可能であることが多いです。なので、私は一度過去問を解き、足切りになる恐れがないことを確認してからは専門の勉強を主にやっていました。
専門の勉強法はまず問題集を出来なかったところにチェックを入れながら一週解きます。次に二週目はチェックが入ってる問題だけ解き、また出来なかった問題にチェックを入れます。これを4週ほど繰り返すのに約3ヶ月かかりますが、その頃にはかなりの高得点が取れるようになっています。
試験前一ヶ月は総仕上げとして過去門を解いて、各自治体、試験区分特有の癖のようなものに慣れておきます。
また自分は高校までの数学には自信があるので、やりませんでしたが、高校数学の復習をやっておくとかなり安心であることは間違いないです。専門試験40問中15問は高校数学までの範囲で解けるものが出題され、此処を軽々突破できるような数学力があればかなり学習が楽に進みます。
また教養試験についても数学が出題されるため数学を復習することはコストパフォーマンスの面でも優れています。
公務員試験には重箱の隅をつつくような出題もあり、先ず勉強を始める前に試験問題を確認して取捨選択を行うのが最善です。私は満点が出ないような試験の作りだと感じたので、八割を目指して勉強しました。
同時に合格点についても確認しましたが、専門試験で7割取れさえすれば全ての試験で合格できます。なので専門分野の勉強をしっかりと行いました。
勉強方法(面接試験対策)
面接試験対策については一冊本を読んだだけでした。その本の名前を忘れてしまいましたが、得るものは無く、インターネットで検索しても同じ内容が見つかる程度の内容であったと記憶しています。
当然自分の受ける自治体については公式HPなどでどのような組織なのかを確認しましたが、あまり得られるものは無かったです。面接時の設問についても良く聞かれるものを何個か抑えていただけで、具体的な対策はほとんどしませんでした。
ただ面接日当日に提出する面接カードについては、インターネットで書いてはいけない内容を確認し、友人に添削をお願いしました。面接カードの準備期間はかなりあるので、他の受験生に比べればじっくり取り組んでいたように思います。
試験を受けた感想(筆記・論文・面接)
筆記試験は正直に言って簡単です。専門試験においては手のつけられない問題は無く、教養の苦手な箇所について少し戸惑っただけです。
論文については、あまり対策本が出回っておらず、また唯一無二の正解が存在し得ないため、文章の書き方が間違っていなければ露骨に酷い点数がつくことはないのでしょう。
自分は面接で0点や最低の判定をもらって不合格になったので、どことなく解せない気持ちがありますが、試験に真面目に取り組み、土木に関する知識や思考力が身に付いたことは良かったように思います。
ただ、もう二度と公務試験に応募することは無いと思います。面接で最低点数が付くということは私に是が非でも公務員として働いて欲しくないという意思表示であると受け取っており、向いていない職種だったのだなぁ…と反省しています。
受験生へアドバイス
自分の気性や性格にあった自治体を探すことをおすすめします。国家公務員であれば仕方が無いので価値観や考え方の強制が必要になると思いますが、地方自治体はかなりの数が運営されており、筆記試験の難易度も大差無いので、よく吟味されることをおすすめします。
面接で何故0点だったのか、詳しく聞きたかったです。面接対策を友人ではなくプロに頼めば、結果が違っていたかもしれませんね…。もし気が変わることがあれば、今度は違った方法で挑戦してみてほしいです。
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