2019年度のH市役所二次不合格の体験記です。大原利用です。
さおりさん(25歳)
述べ学習期間 9ヶ月
勉強法 予備校(大原)
受験結果(2019年度)
H市役所:二次不合格
市役所の臨時職員を勤めながら正職員を目指しているさおりです。趣味は旅行で今までに11ヵ国行きました。その経験から国際交流に興味があり国際交流ができる部署を志望し働いています。
主な業務内容は異文化理解のセミナーの主催や、ホームページで外国人に向けた英語の訳、活動記事を投稿するなどをしています。また夏には外国人の中学生たちがホームステイに来た時にサポートをしました。
1度目は独学不合格だったので、2度目は予備校に通うことに
独学で始めたのは大学四年の4月からです。
ひたすら参考書と問題集に取り組みましたが、卒業論文との両立が難しく、なかなか勉強が上手くできませんでした。
その年の公務員試験の一次試験では不合格になってしまい、勉強方法があまり効率よくないのではないかと思い、10月から予備校(大原)に通うことにしました。
私の予備校では直接教えてくれる先生がいなかったので映像授業で勉強をしていました。映像授業でもやはり独学より問題の意図や解き方がわかりやすく、とても参考になりました。
勉強スケジュールは予備校が目安として出してくれたのをこなしました。そのスケジュールで一次試験に十分間に合います。もし後れを取ってしまったときは別日で終えられるようスケジュールを立てました。
数的処理で全問正解。完璧だった一次試験
やはりしっかり勉強をしていたので自信はありました。一番の難解とされている数的処理に一番時間をかけて勉強をしていたので全問正解ができたと思います。
国語や英語の読解問題も、多くの問題をこなすことで解き方の傾向が分かり、こちらもほぼ全問正解ができたと思います。
社会や理科などの教科は暗記なので、頻出問題を念入りに暗記しました。出題傾向を把握することが合格に近づけるやり方だと思います。小論文なども書き方と日々のニュースチェックなどをしていればできます。
グループディスカッションで失敗
不合格の原因は、一次試験に時間をかけすぎてしまったことです。暇さえあれば一次試験の勉強をしていました。ですが、そのあとも試験はあるのだということを甘くみていました。
個人面接は自分なりにできたと思いますが、グループディスカッションは自分が思っていたよりうまくできませんでした。
イメージトレーニングはしていましたが、自分のアイディアの独自性や、相手の意見をまとめることはできましたが、相手に話を振るということができませんでした。そこが不合格になった原因ではないかと思います。
発言をすることは大事ですが、協調性を見られる試験なので、そこをもっと意識するべきでした。また、グループディスカッションの本を読んだり、もっと実践するべきだったと思います。
予備校では個人面接の練習だけしました。グループディスカッションの練習は昔ハローワークで一度だけやったからという気持ちもあり、重要視していませんでした。
【後悔】一次対策をしながら面接対策をすべきだった・・・
一次試験前に募集している企業にエントリーして、面接やグループディスカッションの練習をするべきだったと思います。
机上での勉強に重きを置いてしまったため、面接対策、グループディスカッションの準備が十分ではなかったと思います。頭の中で「一次試験が受かれば後は大丈夫」と思っていました。その甘さが不合格になってしまった要因だと思います。
一次試験対策をしながら、時間が空いた時に面接のイメージトレーニングや、グループディスカッションの秘訣やどの立ち位置が一番評価されるかなどを念頭に入れて試験に挑むべきだったと思います。
頭で想像していても、実際にやってみると上手くいかないということを練習の時に気付くべきでした。その練習の機会を自分から積極的に作っていき、経験を積めばよかったです。
受験生へアドバイス
一次対策で数的処理や判断推理、社会や理科などの暗記物に苦労をしている人は多いと思います。たしかにこれらの教科は時間をかけて何度も何度も解くことによって習得できます。
ですが、一次対策同様に、二次対策もしっかり取り組むべきです。いい方法としては、面接、グループディスカッションの練習として民間企業にエントリーすることです。
何事も練習を積んでこそ実力は身につきます。どの試験もしっかり対策をとることによって自信に繋がり、合格へと近づくでしょう。みなさんが後悔のない結果を得られること祈っております。
面接対策は、一次試験と並行して行うべきですね・・・投稿ありがとうございました
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